
第69期 王将戦 挑戦者決定リーグ
藤井聡太vs羽生善治
藤井七段の王将戦挑戦者決定リーグ、4回戦
羽生九段とは2回目の対戦。
1回目は、藤井七段が優勝した朝日杯の準決勝、藤井七段が勝ちました。
今度は、もっと時間の長い羽生vs藤井の対戦が見たい、と思ってましたら、こんなに早く叶うとは、嬉しすぎて楽しみすぎて、ワクワクとまりません。
もっとワクワクしてるのは、藤井七段でしょう〜。
でも、羽生九段もワクワクしてるかも、そんな気がします。
ガンバレー、藤井七段、頑張れ〜。
この記事の目次
【王将戦】藤井聡太vs羽生善治
羽生九段の、タイトル100も取って欲しい! です。
なのでこの王将戦挑戦者決定リーグは、藤井七段と羽生九段を応援していて、挑戦者になってくれ〜、と思ってるのですが。。。
今日は藤井七段を応援してます。
羽生善治のデータ
- 生年月日 1970年9月 49歳
- 出身 埼玉県
- タイトル戦出場 136回
- タイトル獲得 99期
- 棋戦優勝 45回
タイトル99期! なので、羽生九段がタイトル100獲得するのを応援してます。
羽生善治の獲得したタイトル
- 竜王 7期
- 名人 9期
- 王位 18期
- 王座 24期
- 棋王 13期
- 王将 12期
- 棋聖 16期
永世竜王、19世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖、でもあります。
- 棋戦優勝 45回
もありますが、もう、タイトルだけで十分すぎる実績。
羽生善治の成績
- 今年度の成績 19勝10敗 0.655
- 通算成績 1446勝598敗 0.707
藤井聡太の成績
- 今年度の成績 25勝9敗 0.735
- 通算成績 141勝29敗 0.829
藤井聡太vs羽生善治の対戦成績
今までの対戦は1回あって、朝日杯の準決勝でした。
その時は、藤井七段が勝っています。
藤井七段は、その後の朝日杯決勝で広瀬八段に勝ち、優勝。
でも朝日杯は時間が対局時間が短い棋戦なので、時間の長い対戦が見たかったので、この王将戦挑戦者決定リーグは、とっても楽しみ〜(本当はもっと長い時間の対局も見たい)
王将戦 挑戦者決定リーグ 現在の勝敗・成績
- 2勝0敗 羽生九段
- 2勝1敗 広瀬竜王
- 2勝1敗 藤井七段
- 2勝2敗 豊島名人
- 1勝1敗 三浦九段
- 0勝2敗 久保九段、糸谷八段
藤井七段は、順位が下なので、もう、1つも負けられないところ。
勝ち続けて、挑戦者になってくれ〜。
渡辺王将と戦う場面が見たいです。
【王将戦】藤井聡太vs羽生善治 開始
今日は藤井七段はまた後手から。(開始前から決まってました)
持ち時間は4時間。
羽生九段は、対戦相手よりも時間を多めに残すことがほとんどなので、またまたですが、時間を上手に使ってくれることを祈ります。
対局前、緊張?の藤井七段と余裕の羽生九段
下の写真を見ると、藤井七段、いつもより緊張してる気がする。憧れの存在だもん当たり前か。
藤井七段、王将挑戦権獲得かけ羽生九段と対局開始#藤井聡太 #将棋 #社会ニュースhttps://t.co/X07rdzd0aN
— 日刊スポーツ (@nikkansports) October 21, 2019
羽生九段はいつもより早く来た
これが驚き! 解説の高見七段 の話によると、
いつも10分前くらいに入室する羽生九段が、すごく早めに来ていたらしいです。
羽生九段の、藤井七段との対局に対する思い、気合いと気迫、そして楽しみにしているんだなぁっ、て感じが伝わるエピソード。
羽生九段に楽しみにしてもらう、そして羽生九段を本気にする藤井七段、17歳はやっぱりすごいな。
王将戦の中継(リアルタイム)は、将棋プレミアムのみ
今回の王将戦も、AbemaTVやニコニコでは見れないです。
この対局だけ見る場合は、1,500円。(前売り1,000円)
- 解説 高見泰地七段
- 聞き手 貞升南女流初段
このペア、以前ニコニコの解説中、もめてちょっとした言い合いをしてました。
コメント欄に、「ケンカやめて〜」って流れてたけど、まるで兄弟喧嘩みたい。
ヒヤヒヤするというか、微笑ましいというか。
今日は仲良くしてるのか、キニナル。気になる。
隣では糸谷vs三浦の王将戦決定リーグ
隣で対局中らしいです。
豪華だなぁ。
(ちょっぴり部屋の温度が高めになりそう)
【王将戦】藤井聡太vs羽生善治 早いペース
戦型は相掛かり
前例は、藤井七段が佐々木大地五段と指したものらしい。
その時は、藤井七段が負けてるんですよ。
藤井七段は、負けた時の良くなかったところを修正して、もう一度指してみたかっってこと?
藤井vs佐々木の前例から、離れたのは、羽生九段から。
藤井七段の研究、想定の範囲内
解説の高見九段が、「新しい手ですね、これは考えると思います」と言ったけれど、藤井七段は、8分で指しちゃった。
ということは。。。
豊島名人の対局の序盤、解説中によく聞く「想定の範囲内」ってやつ!?
すごく研究してきたのか、藤井七段。(そりゃそうだ)
すごいなぁ。
【王将戦】藤井vs羽生の昼食前の対局
昼食前までの消費時間
- 藤井聡太 56分
- 羽生善治 33分
25手までは、ほとんど変わりなく。(7分多く羽生九段が考えてました)
26手で、藤井七段が始めての長考で33分使って、この差になりました。
なかなか良い? (藤井七段が、序盤で時間をたくさん使うことが多いから)
この後、羽生九段が少し時間を使って考え、昼食休憩に
藤井&羽生の昼食メニュー
またまたキッチンカー。
藤井vs糸谷の時だけキッチンカーじゃなかったのは何でだろ?
- 藤井七段 もちもち太麺の炒め焼きそば、餃子
- 羽生九段 覚醒のねぎあんかけ炒飯
糸谷&三浦の王将戦とW佐藤の順位戦A級も
糸谷&三浦の昼食メニュー
二人とも、羽生九段と同じ、覚醒のねぎあんかけ炒飯。
ただ、羽生九段と違うのは、糸谷&三浦のお二人は、復刻創業餃子(6個)つき。
やっぱり、食欲の旺盛さが違うのだ。
で、食欲の旺盛さ繋がり、で気になったので、もう一つメニューご紹介
佐藤会長&佐藤天彦の昼食メニュー
佐藤vs佐藤の順位戦A級。これも見たいけど、中継(リアルタイム)無し。残念。
- 佐藤会長 ビーフストロガノフとご飯大盛りで、半熟玉子追加
- 佐藤天彦 特上にぎり。(玉子をシメサバに変更。巻物のうち、半分をとろたく巻きに変更)
ご飯少なめ、ってよく見かけるけど、ご飯大盛りってあまり見ない(10代ならともかく) しかも、半熟玉子追加と、食欲旺盛。なのに、糸谷八段と違ってスリムなのに驚き。
天彦九段は、うな重とか、特上握りとか、美味しそうなメニューが多いですね。しかも、玉子→シメサバ、と変更したり、対局中のご飯とはいえ、抜かりないぞってこだわりが天彦九段って感じがする。
棋士って、昼食までも自由、こだわり、いろいろ個性的。面白いなぁ。
【王将戦】藤井vs羽生の昼食後の対局
ここで時間を使う二人。
- 羽生九段27分 昼食前から考えていた羽生九段は27分使用
- 藤井七段28分 自陣に角を。攻めっ気藤井七段
- 羽生九段39分 飛車下げました
佐藤会長が見に来た!
佐藤会長は、今日、自身の順位戦A級で、佐藤天彦九段と対局中。
その最中に、羽生vs藤井の対戦を見に来るなんて〜。
しばらく盤面を見て、退室したそうですよ。
すごい注目度、です。
みんな気になるし、見たいよね。笑
【王将戦】藤井vs羽生の15時頃の対局
15分考えて、藤井七段、飛車を成り込んで、羽生九段の陣地に攻め込んできました。すご〜。
でも、藤井七段らしい攻め攻め攻撃。これが見れる時の藤井七段は強い! と思う。
攻め続ける藤井七段
30分ぐらい考えて、攻め続ける藤井七段。
でも、あまり長考せずに指す羽生九段の決断力もすごいな。やっぱり時間は大事だもんね。
藤井七段がずっと攻めてて、盤面は良さそうだけど、ちょっと時間差が気になってきました。
藤井&羽生の時間差が1時間くらい
16時くらい、残り時間が
- 藤井聡太 1時間12分
- 羽生善治 2時間4分
時間差が52分、1時間近い時間差は大丈夫なのなかぁ。
それだけが心配。
【大阪王将杯王将戦 #羽生善治 九段(2勝0敗)vs #藤井聡太 七段(2勝1敗)】
— 【公式】将棋プレミアム (@shogipremium) October 21, 2019
羽生九段先手で相掛かりの力戦へ。
挑戦権の行方を占う、リーグ中盤の大一番です。
【解説/聞き手】#高見泰地 七段/#貞升南 女流初段
【挑戦者決定リーグ戦特設ページ】https://t.co/3N43eODB4i#将棋プレミアム pic.twitter.com/CCr0IiIuKY
【王将戦】藤井vs羽生の18時頃の対局
60手、残り時間が
藤井七段 15分
羽生九段 45分
羽生九段の反撃
自陣で、銀を取られるのを放置して、攻撃開始。
でも藤井七段も、羽生九段の攻撃の相手をせずに、攻めます。
それをまたまた放置して、龍や角で攻める羽生九段。
攻め合いがすご〜い迫力。
【王将戦】藤井vs羽生の19時頃の対局
攻め合いがスゴくて、見ていて楽しい。
いい!
詰めろを見切ったか? 藤井七段
羽生九段の攻めを受けず、持っていた飛車を羽生陣地に指しました。
藤井七段に勝ちが見えたか?
受け無し
解説「受け無しになった」「1番派手な決め方を藤井七段が選択した」
藤井七段は、いつも、派手な決め方を選びますよね。
以前、佐々木勇気七段が藤井vs三枚堂の解説で
「ここまで。。。三昧堂さん、何か恨まれるような 事、しましたかねぇ」と
これでもかっ、という手で三枚堂六段が攻撃された時に言ってた時もあったし。
藤井七段が羽生九段に勝利!【王将戦】
藤井七段勝ちました!
19時15分、82手で羽生九段が投了。
投了時の残り時間
- 藤井七段 4分
- 羽生九段 11分
1分将棋になる前に勝負がついて、ホッとしました。
勝ちそうで勝てなかった、豊島名人との勝負みたいにならないといいなぁっと、時間がすごい気になったので。
羽生九段の執念を感じた終盤
羽生九段、詰みが見えても、途中で諦めることなく、持ち駒を駆使して受け続けました。
その執念というか、意地というか、それが素晴らしい。
あー、いい勝負だった。
楽しかった。
藤井七段が羽生九段破る 王将挑戦権獲得なら最年少 #藤井聡太 #羽生善治 #将棋 https://t.co/olOXpbQzt3
— 日刊スポーツ (@nikkansports) October 21, 2019
終局後、藤井七段は「ここまで3勝1敗でいいペースなので、残り2局も全力を尽くして挑戦を目指したい」と意欲を見せ、羽生九段は「まだリーグは続いていくので、残りの対局も全力を尽くしていきたいと思います」と話しました。 pic.twitter.com/T86uQW6I6L
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) October 21, 2019
これで、藤井七段は3勝1敗、羽生九段が2勝1敗となりました。
渡辺王将に藤井七段が挑戦するのが見たい〜。
ガンバレー、藤井七段。応援するぞっ
おまけ:先に終わった、もう一つの王将戦、感想戦の写真↓
すごい小さい部屋と小さい将棋盤、体格の良い二人。ちょっと可笑しい。。。
今日は、王将戦リーグが2局行われています。
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) October 21, 2019
まず1局が終わり、糸谷哲郎八段が三浦九段に勝ちました。
2勝0敗≫5羽生
2勝1敗≫3広瀬 5藤井聡
2勝2敗≫4豊島
1勝2敗≫○2糸谷 ●5三浦
0勝2敗≫1久保
羽生善治九段-藤井聡太七段戦は対局が続いています。 pic.twitter.com/FURKdZjQWI
藤井七段の、王将戦、前の対局は糸谷八段でした。
詳しい様子は↓からどうぞ