木村一基vs菅井竜也の王位戦 紅組 挑戦者決定リーグは

木村一基vs菅井竜也の王位戦挑戦者決定リーク紅組60期 ~2019年
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第60期 王位戦 挑戦者決定リーグ 紅組

木村一基vs菅井竜也

 

始まりました。この対戦を勝てば紅組で優勝の確率が高まる! 挑戦者決定戦で挑戦者となって王位に!

なので応援します。木村一基九段!

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木村一基vs菅井竜也の成績

18年度の成績

  • 木村一基  0.667、勝率ランキング12位
  • 菅井竜也  0.574、勝率ランキング20位

木村九段、昨年調子良かったんですね。菅井七段も、王位を失った頃から少し不調が続いていた気がしましたが、完全復活。

木村九段と菅井七段の対戦成績

  • 木村九段の3勝、菅井七段の2勝

一番最近の木村vs菅井の対戦は、今年3月の棋聖戦の決勝トーナメント。応援してたけれど、木村九段が負けちゃいました。

さて、今度はどうか。

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木村vs菅井の王位戦 対局開始

王位戦の対戦成績 紅組&白組

  • 紅組の対戦成績

木村九段と菅井七段が、共に2勝0敗で1位。なので、今日のこの対戦がとっても大事なんです。勝てば、勝ったほうが、挑戦者トーナメントに出れる確率がグッと高まりそう。

  • 白組の対戦成績

永瀬拓矢七段が3勝0敗、中村太地七段が2勝0敗

ガンバレー、木村九段、です。

先手は木村九段

振り駒ではなく、挑戦者リーグの抽選の時に決まっています。

戦型はゴキゲン中飛車

途中まで今年3月の棋聖戦、木村vs菅井の前例と同じ進行のようです。木村九段が負けちゃった対戦のデータと同じっていうのは気になる。

  • 30手    もう時間差が30分以上になってます。
  • 33手    木村九段が、前回の木村vs菅井の将棋の進行から手を変えました。
  • 35手    木村九段が38分の長考、その後少ししてから休憩に。

木村vs菅井の王位戦、昼からの対局の様子

昼食の前後で、2人とも、時間を少し多めに使っています。

昼食メニュー

  • 木村九段  豚ロース生姜焼き
  • 菅井七段  茶美豚の胡麻味噌とじうどん

木村九段はいつもの愛妻弁当ではないのって、始めて見た気がする。GWですもんね。

40手までの残り時間

  • 木村九段  2時間23分
  • 菅井七段  3時間22分

もう1時間差がついています。

  • 48手 菅井七段が38分と長考。
  • 50手 菅井七段、7二金。この手がいい手、みたい。
  • 51手 木村九段が43分の長考、金を引く。

ここで、解説している棋士たちから、菅井七段が優位そう?なコメント複数。ふぇー。

55手までの残り時間

  • 木村九段  1時間8分
  • 菅井七段  2時間12分

1時間の時間差は変わらず。大丈夫かなぁ。木村九段、ガンバレー。

木村vs菅井の王位戦、19時ごろの対局の様子

60手くらいから、はっきり後手が良さそう、と言われてしまった木村九段。時間差は相変わらず、1時間差(木村九段が多く時間を使っています) どうなるかと思ってましたら。

  • 103手目、木村九段の玉が、入玉!
  • 116手、木村九段に攻撃のターンが回ってきて
  • 118手、菅井七段は端の歩を突いて、玉の逃げ道を作る

なんだか、木村九段にいい流れが来たような?

相入玉?

  • 120手  相入玉を巡る戦いになってきた、と解説が。ただ、後手の入玉は難しそうとも。

木村九段の残り時間が、13分です。ガンバレー、木村九段!

  • 131手 木村九段の残り時間が10分に。
  • 134手 菅井七段が再び有利になったと解説が。木村九段の時間がないのが厳しい。

Abema TVで、解説なしのこの対局を見てるのですが、木村九段と菅井七段2人とも、頻繁にお手洗いに。時間がないので、2人とも走るように行って、走るように戻ってきてます。

菅井七段が間違えたかも?

  • 140手  菅井七段の4五龍寄りに、”棋士室で大きなどよめき” と。(この次、木村九段が6六角と指すと、金がタダで手に入るから)  菅井七段、間違えたのかな?
  • 141手  木村九段は、のがさず、6六角を指す。

ここで、解説は菅井七段の勝ちは難しくなった、とするが、いやー、ここからまだまだ120手近く、勝負はもつれました。

木村九段の残り時間が3分になった

150手を超えました。菅井七段の陣地は、2一に木村九段の玉、9三に菅井七段の玉という、見たことないような、すごい見た目になっています。

木村九段の玉の周りに、木村九段の守りの駒が一杯いて、変な形。そのために木村九段のたくさんあった持ち駒は、歩5枚となりました。

  • 151手  木村九段は後手玉に迫るつもりはないようだ、と解説が。
  • 154手  ふただび相入玉の可能性が出てきた、と。

でも、なかなか菅井七段の玉が入玉するのは遠い感じがするのですが、どうなるんでしょう?

木村vs菅井の残り時間差が37分

木村九段の残り時間は、ずっと変わらず、3分。菅井七段の残り時間が40分。この差が大きい。でもガンバレー木村九段!

  • 171手  木村九段が、3枚目のと金を作る
  • 180手  菅井七段の玉が入玉に向けて、やっと動き出した?

入玉したら、持ち駒の数が多い方がいいので、駒集めみたいな将棋になってます。木村九段は時間との戦いもあるし、でも、ここまできたら絶対勝ってほしいなぁ。ガンバレー木村九段!

木村九段が勝利!

やったー、木村九段が勝ちました!!

21時54分、菅井七段が投了しました。

なんと、317手です。

残り時間が、木村九段が1分、菅井七段が7分でした。(とは言っても、木村九段の残り1分がどれだけ長かったか)

菅井七段が投了した後、2人とも、放心状態のようにほーっと上を見上げてました。疲れただろうなぁ。夕食もなしだったから、お腹もすいたでしょうし。

木村九段なんて、脇息が体の横でなく、前に持ってきて、体支えるようにしてました。お手洗いに何度も走っていく2人の姿が印象的。(1分将棋みたいになってからは、席を立つこともほとんどなかったです)

途中、あわや千日手って場面もありましたけど、木村九段が回避してました。

こんな対戦はなかなか見れないと思うので、見れて良かったです。

これで木村九段が3勝0敗、菅井七段が2勝1敗、木村九段が紅組で単独1位となりました。木村九段にはタイトル挑戦までいってほしいので、めちゃくちゃ応援しています。

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