アマゾンをふらふらーっとしていて、見つけた本。
杉本師匠が出した、
題名が、悔しがる力、という本です。
藤井聡太七段について、杉本師匠から見た、藤井七段について書かれたそうです。
少し前に出た
弟子・藤井聡太の学び方の続編でしょうか?
藤井は幼い頃、将棋で負けると盤をかかえて泣きじゃくり
TVでずっと前に、杉本師匠がこの話をしていたのを聞いたことがあります。
藤井七段が小学校2年生の時、将棋のイベントで、谷川九段と指導対局を受けた話でした。
小学生の頃、ということは、↓の写真の頃ですね。
満面の笑みで、ちょっぴり自慢げに賞状を持ってるのがかわいい。歯がないのがなんとも言えない 笑
飛車と角の2枚落ちでの対局。
藤井少年は頑張りましたが、力及ばず、負けそう〜って時に。。。
困った谷川九段が杉本師匠を呼んだ
谷川九段が
「じゃあ、もうこれでやめにしようか(引き分けにしよう)」みたいなことを言ったそうです。
すると、藤井少年は、突然ギャーッと大声で泣き出した。
将棋盤に覆いかぶさって。
なだめても、泣き止まない。
谷川九段が困って、杉本師匠を呼びました。
杉本師匠があやしても、将棋盤をかかえたまま、泣き止まない。
そこで、藤井少年のお母さんを呼んできて、二人で説得してやっと泣き止んだんだ、と。
勝とうとした藤井聡太くん
「なんで泣いたんですか?」
って司会者の質問に、杉本師匠はこう答えてました。
自分では、谷川九段に勝つつもりだったんじゃないか、と。
まだ負けじゃない、藤井少年はまだまだこれからだ! と、勝つつもりで将棋をさしていた。
そんな時に、谷川九段に「もうこれで引き分けにしようか」、対局をやめよう、と谷川九段に言われて、泣いたんだろう、と。
なんでー、今からまだまだやれるのに、って感じ、でしょうか。笑
司会者が、
「えー、そんな小さい時(小学2年だったかな?)、谷川九段に勝とうとしたんですか?」って笑って聞くと
杉本師匠は「いや、無理なんですよ、谷川九段が相手ですから。でも、悔しかったんでしょう」って笑ってました。
小さい時から、負けず嫌いの藤井七段がわかるエピソードで、面白いかったです。
杉本師匠の藤井聡太に対する思いも伝わる本
そんな小さい頃、ゴン太坊主?の藤井七段をずっと見てきた杉本師匠。
将棋盤に覆いかぶさり、ギャーッて泣いてたのが、こんなに成長してって、可愛くてしかたないでしょうね、きっと。笑
前期のC級1組の昇級がかかった戦いの時、杉本師匠が羽織袴で対戦に臨んだのも分かる気がする。(結果は別にして)