藤井聡太、勝てー!菅井竜也にリベンジだ!竜王戦ランキング戦決勝

藤井聡太vs菅井竜也の竜王戦ランキング戦の決勝32期 藤井聡太
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第32期 竜王戦 4組 ランキング戦 決勝

菅井竜也vs藤井聡太

5月31日(金曜日)

 

今まで1度も菅井七段に勝ったことがない、藤井七段。

今度こそ、菅井七段に勝って、リベンジして欲しい!

まずは振り駒に勝てるかどうかも大事。さて、どうなるか~、ワクワク。

 

楽しみにしている方も多いはずの対局ですし、出来るだけ速報でお伝えしますね。

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藤井聡太

  • 2002年生まれ    16歳
  • 今年度成績  5勝1敗(0.833)
  • 通算成績  121勝21敗(0.852)

藤井聡太七段が今年度に負けた相手のは、28日の火曜日に対戦した都成五段。(その前に負けたのは、久保九段)

竜王戦は、30期から参加していて、今まで、全て(6組と5組)で優勝しています。なので、決勝トーナメントにも2回参加。

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菅井竜也

  • 1992年生まれ   27歳
  • 今年度成績  7勝3敗(0.700)
  • 通算成績    297勝126敗(0.702)

菅井七段の勝率もやっぱりすごいですねぇ。菅井七段が、今年度に3敗の相手は、渡辺明、木村一基、竹内雄悟。

菅井七段は竜王戦では決勝トーナメントに出たことがありません。なんでだろ。時間が長めだからか? うーん。

でも、それだけに、ここを勝てば初の決勝トーナメントですし、力入ってるだろうと想像できますね。

竜王戦 4組 ランキング戦

  • 持ち時間    5時間

この対局が、4組ランキング戦の決勝。なので、勝てば、決勝トーナメントに進出が決定です。

ランキング戦優勝連続記録

藤井聡太七段は、竜王戦ランキング戦に、30期から参加しています。

6組、5組でも優勝!だったたので、この4期でも勝てれば、3期連続ランキング戦優勝、とまたまたの記録ですねー。

ちなみに、29連勝中、佐々木勇気七段(当時五段)と対戦して、負けた時、ありましたよね?あの対戦が、30期の決勝トーナメント、でした。

あの頃も強かったけど、もっと強くなってると思われる藤井七段、決勝に今期も出て戦うのが見たい。だから、この対戦も、応援、です。

中継(リアルタイム)は、Abema  TV

  • 解説   戸部七段、佐々木慎六段、遠山六段
  • 聞き手  上田女流、本田女流

対局開始は10時から、中継開始は9時30分

藤井聡太vs菅井竜也 対局前

9時40分ごろにAbema TVをつけたら、もう2人とも将棋盤の前に座ってました。

早くから将棋盤の前

いつも菅井七段は早めに入室するので、ポツンと菅井七段が1人いるっていうのはよく見ますが、対局者2人共がこんなに早くから座ってるっていうのもなかなかない気がする。

気合い入ってるなぁー。

見てると手持ち無沙汰っぽいかなーと思うのですが、集中して考えをまとめてるのか、瞑想でもしているのか。

この雰囲気が苦手で、早く入室しないって人もいるようだけれど、この2人はそれはあまり気にしないタイプなのかしらん?

早く入室しているので、対局開始時間は10時ですが、10分前には駒も並べ終わって。(またそこから、息の詰まるような雰囲気で、対局の開始を待つ2人、です。)

やっぱり気合がすごい入ってるよ。

藤井vs菅井の竜王戦 始まりました

振り駒は藤井七段の先手

振り駒、びっくりの藤井七段の先手、でした。 藤井七段といえば、振り駒は弱い(後手の確率が高すぎて)、で有名? です。

菅井七段との今までの対戦は、2局とも、藤井七段は後手、でした。

菅井七段の先手番の勝ち率はすごいって聞いているので、まずは先手が欲しいって思ってたので、嬉しい!

もう、これだけで、今回はもらったぜっ て気分です。

あとは、いつものように、藤井七段が序盤に時間を使いすぎず、後半に残しておいてほしい、できれば、菅井七段よりも、時間を残しておいてほしい、それだけですっ!

戦型は振り飛車、角交換型

藤井vs菅井の、過去2戦とも、菅井七段の先手だった、のは先に書いた通り。なので、菅井七段得意の中飛車になってました。

今回は、藤井七段が先手なので、ちょっと違う、戦型です。(と書きつつ、それ以上の詳しい違いはわからないのですが)

解説によると、

  1. 菅井七段が攻める気満々で、「来るならこいやー」って感じで飛車を動かす。
  2. 藤井七段はそれに乗らず、まったりと指した。
  3. 菅井七段が、再度、「来るなら来てみろっ」って指した。
  4. 藤井七段はまた普通の手を指した。

ってわけで、どんどん攻め合う形にはならなかった、と。

もし藤井七段が菅井七段の誘いに乗っていれば、対局開始10分ぐらいで、両方が馬を作って攻め合うような戦いになっていたかも、だそうです。

昼食メニュー

31手で、休憩。

ここまでの時間差が、45分(藤井七段が多く使っています)。これ以上、時間差を広げないでいけばいいなぁ。でも、いつもならもっと時間差があるような気もする。早く打ってるのかも、藤井七段。

  • 藤井七段 カレーうどん定食
  • 菅井七段 天おろしそば

 

藤井vs菅井 昼食後の対局

菅井七段が時間を使ってる

昼食後から、菅井七段がいつもよりたくさん時間を使ってます。いつもの菅井七段は、後半ぐらいしか、時間を使うことがないような。。。こんな早くから(昼食後くらいから)、考えてるなんて、珍しい気がする。

ということは、藤井七段が、上手く指してるからって見ていいんじゃないでしょうか? が、強敵菅井七段が相手なので、まだまだわかりませんけれど。

頑張れー、藤井七段!

菅井七段の考慮時間が、32手で19分、36手で19分、38手で18分、42手で15分。ねっ、すごい連続して時間使ってますよね?

なので、ここまで、42手までの時間差が、13分!です。まだ、藤井七段の方が多く使ってるのですが、いつもとは全然違う。

いつもなら、もう、2時間ぐらい差がついていても驚かない藤井七段ですから、これはいいっ!

藤井vs菅井 16時頃の対局

1手1手、どちらも時間を使って考えてます。勝負どころなのかな?

お互いに長考

48手が23分、50手が25分、51手が46分、52手が23分。( 51手目での46分の長考したのは、藤井七段 )

 

解説陣の説明は、

  • 先手に指したい手が多い局面、
  • 後手は指す手が難しい

藤井七段が有利?

おーっ、駒がぶつかった。先に攻めに行ったのは、菅井七段。がっ、しかしっ。佐々木慎六段&戸部七段の感想は、

「行きましたねー」

「行かされた、感もありますね。」

「他に手がないから、というのも考えられますね」

 

これは、いい感じ? なのか?

54手の段階で、消費時間差が1分。(藤井七段が1分多く使っている)

頑張れー。藤井七段、今度こそ〜。

藤井vs菅井 夕食頃の対局

互角から、菅井七段がリードに変わった?

60手で、いやー、解説が、少し前は先手が指しやすそうだったが今は互角に見える って。

その通り、菅井七段の指した60手で、藤井七段が長考。38分使って、10分しか違わなかった時間差が、48分に広がりました。(藤井七段が48分多く使ってます)

が、藤井七段の38分使って指した手が、菅井七段の長考を誘ったようで。9分考えました。(もっと長く考えてくれていいのになぁとボソッ。)

夕食メニュー

  • 藤井聡太  バターライス
  • 菅井竜也  天とじ丼 ご飯少なめ

きのこ苦手の藤井七段、またマッシュルーム抜きかな?

あっ! 渡辺二冠のコメントが!

「後に、7六桂から、玉頭戦にしようということですね」

なぜ渡辺二冠のコメントが入るの? みんな、この対戦、見にきてるのかな?

残り時間が、

  • 藤井聡太   1時間8分
  • 菅井竜也   1時間49分

この41分差、大きいですね。時間差が縮めばいいなぁ、と思ったけれど、今、また藤井七段が長考中。なので、時間差はもっと広がってますね、うーむ。

解説陣もみんな、後手の方がいい、って形勢判断も変わ立つあるし。流石の菅井七段。

渡辺二冠「千日手にしようと」

71手で、渡辺二冠が、千日手にしようという手順 とコメント。藤井七段の千日手って、みたことないけれど、自分から千日手を避けるようなことはしないで〜とは思う。

千日手もいとわず、勝つ将棋を! 永瀬七段のように、ね。

藤井vs菅井 千日手!

渡辺二冠が言ってたように、千日手になりました。

終局時刻が20時6分。 91手まで、でした。

残り時間は

  • 藤井聡太  36分
  • 菅井竜也  1時間27分

藤井七段の残り時間が1時間になるように、両者に時間を加算するそうです。知らなかった。

先手と後手は、入れ替えになるので、今度は菅井七段の先手ですね。後手の方が慣れてる分良かったりして。

でも、持ち時間が50分差あるんですよー。ガンバレー、藤井聡太。

藤井vs菅井の千日手指し直し

指し直しの開始は20時36分でした。

22時過ぎ、57手で、ものすごくいい勝負。

少し、藤井七段の方が、良いようです。

渡辺二冠が、棋士室にいて、解説に度々登場。的確な読みがやっぱりすごいですねぇ。棋聖戦の第1局が淡路島。イベントもあるので、少し早めに関西に入るって話をしてたっけ。

時間差が32分に少し縮まってるけど、でもまだ32分もある。もっと縮まれ〜時間差。

藤井聡太、菅井竜也にリベンジ、秒読み?

23時過ぎ、78手で、菅井七段が試案中。

残り時間は藤井七段が17分、菅井七段が50分と、差がありますが、藤井七段の勝ちが近づいています。

菅井七段は頭をポリボリ、脇息に肘をついて考えてます。

藤井七段は、もう読みきったのかも。あまり(というか、殆ど)考えてるように見えないです。ちょっとキョロキョロ周りを見たり。動きが、投了に備えたような動きに見える。藤井七段、勝ったかも?

でも菅井七段は50分も持ち時間があるから、あきらめないかな?

藤井聡太七段の勝利

勝ちました、藤井七段! 

94手。

残り時間が、藤井七段が5分、菅井七段が11分でした。

やったー。決勝トーナメント進出決定です!

3度目の正直で、リベンジできました。時間も5分残せたし。勝てて良かった。

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