藤井聡太vs高見泰地 叡王の竜王戦は珍しく藤井七段の先手から

藤井聡太vs高見叡王の竜王戦のランキング戦、32期 藤井聡太
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藤井七段vs高見叡王

第32期竜王戦4組ランキング戦

9歳差のタイトルホルダー高見叡王との対局

前回の対戦は順位戦C級2組、藤井七段が勝利。今回は?

速報を更新中です。ガンバレ藤井聡太!

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藤井聡太と高見泰地 叡王

藤井vs高見 年齢

藤井七段と高見叡王は、9歳差、25歳と16歳。誕生日も7日違い。気になって調べたてみたら2人とも同じカニ座です。高見叡王のカニ座って納得するなぁー。他には、確か木村一基九段もカニ座だったはず。

  • 高見叡王のタイトル戦登場は、2回で、今、叡王の初防衛なるかどうかを永瀬七段と戦いの真っ只中。
  • 藤井七段は、棋戦優勝3回。(朝日杯2回と、新人王戦)

藤井七段・高見叡王ともに、居飛車党。

藤井vs高見の対戦 過去

1度だけ、対戦したことがあります。それは2017年8月、C級2組の順位戦

その時は、藤井七段が勝利しています。(藤井聡太七段は、C級2組を全勝で昇級しました) 

藤井vs高見 昨年度の公式戦 成績

  • 藤井聡太七段 0.849
  • 高見泰地叡王 0.686
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藤井vs高見 泰地 叡王 竜王戦 ランキング戦

竜王戦は、持ち時間5時間なので、夕食後までかかりそうですね。

中継(リアルタイム)はニコニコとAbema TV

ニコニコ 生と、Abema TVで見れます。

Abama TV
  • 解説者   杉本昌隆八段、佐々木大地五段、井出隼平四段
  • 聞き手   千葉涼子女流、貞升南女流
ニコニコ 生

内容

  • 解説者   上村亘四段
  • 聞き手   高浜女流

昼休憩までで、Abema TVの杉本師匠と貞升女流はまだ登場してません。なので、終局まで杉本師匠は解説してくれるのかな?

振り駒、先手は藤井か高見か

いつものように早く入室する藤井七段、20分前には座ってました。

珍しく、藤井聡太七段が先手です。

解説の佐々木大地五段も「珍しいですね」ってコメントするぐらい、久しぶり。藤井七段も戸惑ってたりして。見てる側も、後手の方が安心して見れる気がしてましたが、今回はどうでしょうか。

藤井vs高見  竜王戦 昼頃までの対局の様子

対局が始まる前から、なんかすごい雰囲気です。どちらも負けないぞっていう強い意志が出ているのか、緊迫感が、棋戦というよりも、タイトル戦みたい。

  • 戦型は角換わりの腰掛け銀

すごい早いペースで進んでいきます。

39手 4五桂と跳ねた後41手で歩をぶつけ、どんどん攻める藤井七段

51手までで昼休憩へ

消費時間は、藤井七段・高見叡王とも同じ41分です。(残り時間は4時間19分)

昼食メニュー

  • 藤井七段  カレー南蛮うどん
  • 高見叡王  ヒレカツ定食

カレーうどんの写真が美味しそうでした。麺類好きの藤井七段。

藤井vs高見 竜王戦 昼食後の対局の様子

貞升女流が登場しました。解説中の井出四段は、とっても明るいキャラクターで、トークが楽しいです。ただ最近は井出四段を見ると、窪田七段とペアというイメージにもなっちゃいました。

糸谷vs永瀬の大晦日九番勝負で、井出&窪田七段のトークがめちゃくちゃ面白く、笑いすぎてお腹が痛くなる解説(というか感想?)が強烈に印象に残ってます。

昼食後の手は、まだ進んでません。藤井七段がまだずーっと考えてます。

昼食後、 藤井七段が46分の長考

昼休みから帰ってすぐ、高見叡王が指しましたが、藤井七段が指したのはそれから46分後でした。

53手 藤井七段が、桂馬の頭に7四歩、

そこから2手ポンポン進み、残り時間差が35分差(藤井七段が多く時間を消費)

ここで、高見叡王が長考の模様。あぐらスタイルになりました

貞升vs井出「虫をかわいいと思ったことはないです」

高見叡王が、長考中なので、解説者お二人の楽しいトークをご紹介。

貞升女流と井出四段が、虫のトークで盛り上がってます。というか、貞升女流が、カブト虫を飼っていて、かわいい、と言っていまして。

「可愛いと思いませんか?」と聞かれて、井出四段が答えた言葉が、「虫を可愛いと思ったことはないです!」ときっぱり。「犬や、猫なら、可愛いとか、トカゲとかならまだ。。。でも虫は。。。」って。

そりゃ、大多数が井出四段の意見に賛成だと思うなぁ。

でも、そう言う井出四段に、貞升女流が、「えっ、かわいくないですか?」「虫捕りとか、行かないタイプですか? 」とか、迫って質問する雰囲気で笑えます。

井出四段は、「虫から逃げるような人間でした」ですって。

藤井vs高見 16時過ぎの対局の様子

56手、先ほどの高見叡王の長考は68分。高見叡王は、相手のいいなりにはならず、反撃(攻め)に出ます。

と、今度は藤井七段が長考。

61手、なんと、藤井七段の長考は、74分でした。ふぇ〜、です。大事な局面なんでしょうねこの辺り。(藤井七段の選んだ手は、高見叡王のガチンコの攻めに、ガチンコで対抗、ではなくて少しかわすような、9筋への桂はねでした)

残り時間(61手までで)

  • 藤井七段  2時間17分
  • 高見叡王  2時間55分

杉本師匠が解説に登場

17時前、杉本昌隆師匠が佐々木大地五段とW解説中です。杉本師匠は、藤井七段の解説は久しぶり、と言いながらの登場でした。

杉本師匠が見る最近の藤井七段の将棋

藤井七段の最近の将棋について、佐々木五段に「以前と少し変わってきたと思うのですが」と聞かれた杉本師匠。

どっしりと安定感が増してきた、勝ちパターンが増えた感じがします」と。あとは、「角換わりは好きですね、まあ一番流行っている戦型ですから」と。

65手 藤井七段が33分考えた後、6四銀。

この手に、杉本師匠がうーん、と唸って「先をよく読んで指した手、という感じですね、自信があるんでしょうか?」と。

67手 藤井七段の8五桂。

この桂馬は、跳ねた桂馬でなく、持ち駒の桂馬。 この手に、佐々木大地七段も、杉本師匠も、井出四段も、、びっくりしています。

井出四段は、「なんだこれは?」って言ってます。

杉本師匠と2人で、「打った瞬間に、良い手とわかるるものと、そうでないものとあるけれど、コレは。。。?」って。

杉本師匠&井出四段から見た高見叡王

高見叡王については、持ち時間の長い将棋で、後半に逆転するパターンが多い、と言ってます。(だいぶん前、井出四段かな、が高見叡王と藤井七段の読み筋が合ってる、とも言ってたかも)

こんな状態になってからが強い、らしいです。怪しい手を連発して、勝つ。と。

藤井聡太七段が勝利!  vs高見叡王 竜王戦

22時24分、高見叡王が投了、127手でした。

前半から中盤ぐらいまでは、少しリードしていたと思われる藤井七段ですが、その後(杉本師匠と井出四段が言ってたように)高見叡王に逆転されたようで、苦しい展開が続きました。杉本師匠は、だんだん心配そうな発言になり、6:4で高見叡王持ちだって言うほどになり。

勝てたのは、高見叡王が感想戦でも言ってましたが、「角を渡すのも怖いしなぁ、と思って」という、高見叡王が指した少しゆるめの手から、藤井七段の攻撃のターンが続き、危なかったけど、しのいで勝てたって感じです。

正直にいうと、なんとか勝てたけど、危なかった〜、ですよ、ほんと。

これで、藤井七段の竜王戦3組への昇級が決定しました。

次は、[西尾七段vs菅井七段の勝者]vs及川六段の対戦の勝者と戦い、それに勝てば、竜王戦の決勝トーナメントに出場できます。

ガンバレー、藤井聡太!

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