第60期 王位戦 挑戦者決定リーグ 紅組
木村一基vs佐々木大地
5月23日
あー、負けちゃいました、木村九段
「菅井七段に勝ったんだし、この勢いで勝てるよねきっと」と携帯中継を見たら、もう終局ってなってる。。。
18時11分、80手で、木村九段が投了してました。残念。
アイキャッチ(上の画像)は、木村vs佐々木大地 としたのですが、記事を書く元気が無くなってしまって、王位戦の紅組、白組の、結果をまとめてみました。羽生九段の記録タイもすごいです!
ひっそりと、杉本師匠vs船江六段の棋王戦予選の結果も。
王位戦 挑戦者決定リーグの結果 白組
木村一基vs佐々木大地
佐々木大地六段は、ここ1年ですごく強くなってるって、Abema TV杯で山崎八段が解説中に絶賛していましたし、強いのは知ってるけれど。
まさかここで、木村九段が負けちゃうとは、ショック。
しかも、80手で、木村九段が投了。矢倉で、80手。59手には、既に「後手好調、この1戦に自力優勝のかかる木村九段がピンチ」って書いてある。
木村九段と挑戦者決定戦の進出を争う菅井七段も、本日、阿久津八段と対局中。もし菅井七段が、阿久津八段に負けると、木村九段の挑戦者決定戦の進出が決まりますが。
こういう時には、菅井七段は強い気がする。
でも、木村九段、調子もいいし、頑張ってー。
菅井竜也vs阿久津主税
と思ったら、菅井七段の対局が終了しました。
優劣不明の激戦が続いている、とありましたが、菅井七段が勝ちました。ここぞって時に勝つなぁ、菅井七段。
126手で、残り時間が阿久津八段が1分、菅井七段が48分。この差も大きいですねぇ、いつものことだけど。
これで、木村一基vs菅井竜也 のプレーオフが決定です。
木村九段〜。あ゛〜。
稲葉陽vs長谷部浩平
紅組のもう1つの対戦、稲葉陽vs長谷部浩平は、長谷部四段の勝利。
64手で稲葉八段が投了です。64手って早い。残り時間が2人とも1時間ずつ残ってました。
相掛かりって、いきなりぶつかるから早く終わるのかな? サイトには、激しい攻め合いって書いてありました。
長谷部四段は、今季リーグ戦初勝利で1勝4敗、稲葉八段も1勝4敗。稲葉八段、この頃不調なのかな。
木村一基vs菅井竜也のプレーオフ決定
ここはもちろん、木村九段を応援します。今度こそ、勝ってね、木村九段。
木村九段がんばれー。
王位戦 挑戦者決定リーグの結果 白組
永瀬拓矢 vs 澤田真吾
永瀬叡王の勝ち。139手、残り時間が澤田六段が1分、永瀬叡王が46分。
これで、永瀬叡王が4勝1敗。白組はもつれますねー。
羽生善治 vs 谷川浩司
羽生九段の勝ち。94手、残り時間が羽生九段が10分、谷川九段が8分。戦型は矢倉。
歴代最多タイの1433勝、達成、ですって。すごい!大山康晴 15世名人の持つ記録に並びました。
羽生九段4勝1敗。
中村太地vs千田翔太
決着はまだ。解説によると、「目を覆いたくなるような局面にも思えるが、中村は諦めていない」だそうです。
勝てば、挑戦者決定へのプレーオフですが、負けると、挑戦の可能性は無くなります。
諦めない姿勢は、見ていて、頑張れー、って応援したくなります。 中村七段は1分将棋。頑張れー、中村太地七段。
*追記
中村太地七段が投了しました。191手。千田七段は残り時間5分。中村太地七段は140手でもう1分将棋だったので、50手も1分将棋で頑張ってたんですね。
羽生善治vs永瀬拓矢のプレーオフが決定
中村太地七段が負けたので、羽生vs永瀬のブレーオフになりました。この戦いも楽しみですね。
タイトル100取って欲しいので、羽生九段を応援したいです。
棋王戦 予選の結果
杉本昌隆vs船江恒平
杉本師匠、勝ちました! やったー。船江六段も好きな棋士さんだけど、ここは、杉本師匠応援だったので、嬉しいです。
前の杉本vs船江は、C級1組の順位戦、藤井聡太七段と杉本師匠の2人の昇級をかけた戦いでした。袴を着て、気合を入れて対局に臨んだ師匠でしたが、結果は。。。
今回はリベンジです。
2人の対戦成績は、3度あり、3度とも、船江六段が勝ってたんです! しかも、この対局、船江六段が先手番でした。
なので、ガンバレー、ガンバレー師匠、って思ってました。これで、挑戦者決定トーナメント進出決定、です。
よかったー、師匠。