第91期 棋聖戦 一次予選
藤井聡太vs 東和男
藤井聡太vs伊奈祐介
始まりましたー。
藤井聡太七段、この頃スケジュールが詰まってますねー。
対局を見せてもらえるファンからすると嬉しいです。
順位戦も始まりまし、今期こそはB級2組に昇級してくれるのも期待して応援します。
みなさん、ご存知でした? 伊奈六段って、渡辺二冠の義理のお兄さん、です。つまり、渡辺二冠の奥様のお兄さんですよっ!
私も、漫画ではよく見てますが、実物を拝見するのは初めて! それも楽しみだー。
棋聖戦1次予選
- 持ち時間 1時間
- 1次予選は、イロハニホヘトチと、8つのグループに分けて行われます。
- 1次予選のあとは、2次予選、決勝トーナメントがある。
藤井七段は、へのグループ。伊奈六段に勝つと、二次予選に進出が決定します。
二次予選に勝っても、まだその先には決勝トーナメントがあって。その決勝トーナメントを勝って、やっと、棋聖に挑戦できることに。
まだまだ先は長いのだ。
決勝トーナメントまで行ければ、来季はシードがもらえるようなので、そこまで頑張って行ってくれ〜って思ってます。
前期惜しくもB級2組の昇級を逃したけど、B級2組だと、2次予選もシードだったのね。
棋聖戦 藤井聡太vs東和男
東八段ってどんな棋士さんなのか、調べてみました。
東和男
- 生年月日 1955年生まれ、63歳
- 出身 長崎県佐世保市
- 通算成績 475勝659敗 (0.419 勝率)
東八段と藤井聡太七段は、初めての対戦です。
棋聖戦 藤井vs東 開始
振り駒は、また藤井七段の後手。なんという確率。
この戦いに勝った方が、今日の午後14時からの、伊奈六段と対戦です。
前期の藤井七段は
あと1歩、あと1人、あと1勝で、決勝トーナメント進出、だったのですが、久保九段に惜しくも敗れたのでした。
ですが、1次予選は1回戦はシードだったので、2回戦からの登場、この対局が初戦です。
今期は決勝トーナメント進出できたらいいなぁ。
戦型
矢倉から、相居飛車
先手はすごい分厚く囲ってます。落ち着いた感じで進んでます。
1時間45分経って、藤井七段からの角交換。その時点で、残り時間が11分と5分。パンパンと進むので、これはこれで面白いですね。
しかし、いつもと同じように、藤井七段の方が先に時間がなくなるのであった。
88手 藤井七段が残り0分、東八段が残り7分。
96手 藤井七段は寄せに入る?
104手 詰めろがかかる
藤井七段の勝利 vs東八段
108手で東八段が投了、12時18分でした。
感想戦のコメントによると、
東は、後手番用の戦法を先手番で使用し、その1手を生かす構想だった。
結果的にそれが実らず、藤井が少しずつリードを奪い、差を広げた1局となった
感想戦は、東八段の声はよく聞こえるのですが、藤井七段の声が聞きにくくて。でもなんとなくですが、東八段も嬉しそうに見えました。
年齢差が47歳あるんですねぇ。すごくないですか? ひふみんも、この前まで現役だったし(引退しちゃったけれど)。年齢差の違いがこんなにあって、戦えるスポーツ、じゃない、職業?って、そうないですもん。
藤井七段は、今日の14時から伊奈六段と対戦です。
棋聖戦 藤井聡太vs伊奈祐介
伊奈祐介六段についても調べてみました。
- 生年月日 1975年生まれ、43歳
- 出身 神奈川県逗子市
- 通算成績 309勝295敗 (0.512 勝率)
東八段に続き、こちらも初対戦です。
というか、それよりも何よりも。渡辺二冠の義理のお兄さんっていうのがもう。(渡辺二冠の奥様のお兄さんっ)
渡辺二冠よりも競馬も強い、ついでにトランプも強い、そうです。(漫画によると)
棋聖戦 藤井vs伊奈 開始
振り駒は〜、おっ、珍しく藤井七段の先手番です。
伊奈六段は、角道を開けずに戦ってます。なんだ? と思ったら、解説によると、趣向を凝らした手順、というらしい。(さすが、解説は言葉が上手くて、表現力が違うなぁ〜)
みんな、藤井対策はいつもよりもいろいろ考えるのかしら。そうですよね、負けたくないし、負かしたい、でもそれだけでなく、vs藤井聡太との対局って、楽しみも多いのかも。
藤井聡太が仕掛けた
15時前、歩をぶつけた藤井七段。時間は、1分差で、いい勝負です。
63手 いいペースで指してます。藤井七段、危なげない感じ。
ですが、ここでもやっぱり先に時間がなくなる。たった2分差、ではありますが。 羽生九段は、相手よりも時間を長く残すようにしている、と言われてますが、そういうところも流石、なんですね。藤井七段もこれから、揉まれてそうなっていくのだろうか〜と思ったり。
71手 藤井七段が飛車で王手。
77手 藤井七段が、馬を切る
80手 伊奈六段が玉で藤井七段の桂馬を取った瞬間、詰みか決定。
藤井七段の勝利 vs伊奈六段
95手で、伊奈六段が投了。16時20分でした。
危なげない対戦というか、快勝、でした。
次の対戦相手は、平藤眞吾七段vs竹内雄悟五段の勝者となります。
ここを勝てば、二次予選進出ですので、頑張ってー