91期 棋聖戦 決勝トーナメント
藤井聡太vs佐藤天彦
ずっと前から楽しみにしていた対局、始まります。
緊急事態宣言が解除されて、こんなに早く見れるとは。。。
この対局の後、決勝トーナメントの決定戦が2日後に行われる事も決まっています。
そして。。。
棋聖戦の第1局の日程も決まっている、という。。。
藤井七段が挑戦者になるかも、という表れでしょうか。
(同じく今日、山崎隆之vs永瀬拓矢の対局も行われます。ガンバレー、山崎八段!)
佐藤天彦九段も応援してるので、気を楽に持って見たいのですが、悩むところです。
でもー。
やっぱり、ガチンコで渡辺三冠と戦うところがみたいなぁ。
ガンバレー、藤井七段、佐藤九段。
藤井聡太vs佐藤天彦【棋聖戦】決勝トーナメント
藤井七段と天彦九段の対局ってあまり見た記憶がないような。
調べたら、ずーっと前の朝日杯だけなんですね。(公式戦で)
天彦九段が名人で、藤井七段がまだ、四段の時。
朝日杯の準々決勝で対戦してます。
その時の当時藤井四段は。。。
佐藤天彦当時名人に勝ち、羽生当時竜王に勝ち、広瀬当時八段に勝って、朝日杯優勝しています。
朝日杯のような短い時間でなく、長くじっくり時間が使える対局で天彦九段と戦うのが見たかったので、今回本当に楽しみです。
(順位戦A級に藤井七段が行くと、もっと楽しみが増える〜)
藤井七段の前の対局相手は菅井八段
菅井八段との対局、多いです。
王位戦もこの前対局したばかりだし。
その時の詳しい模様は↓のリンクからどうぞ。
千日手で、すごく見応えありました。(ありすぎて、頭が疲れたけど)
藤井七段がずっと菅井八段に勝てない日々が続いたけれど、もう苦手意識はなくなったんじゃないかなぁ。。。
菅井八段の、あのどうしても負けない、負けたくない姿勢(2連続の穴熊、かつ先日手)、大好きです。
菅井八段も、実はこっそり応援してます。(なんでこっそりなんでしょ)
藤井七段の前の前の相手は斎藤八段
よく考えれば、藤井七段、すごい相手に勝ってきてるんですね。
斎藤八段も、菅井八段も、今期(前期?)A級に昇級した二人です。
その二人に勝ってきてるなんて、改めてすごいな。
斎藤八段との棋聖戦、詳しい模様は↓のリンクからどうぞ
Abema TVで中継(リアルタイム)
Abema TVで中継があって良かったー。
しかも、解説もある。
Abema TVの解説者
- 解説者:橋本崇載八段
- 解説者:佐藤紳哉七段
- 聞き手:中村桃子女流初段聞き手:飯野愛女流初段
橋本八段は、物言いがはっきりしてるのが好き。
「なんでこんなところで時間を使うのかわからない!」 とか、解説面白いです。
藤井聡太vs佐藤天彦のデータ
天彦九段、最近AbemaTVで放送があったAbema杯で、渡辺三冠との戦いがすごかった。
これぐらいのクラスの棋士となると、エンジンが違うんだなぁーって思って見てました。
藤井七段と天彦九段の戦い、ほんっとに楽しみです。
藤井聡太
- 生年月日 2002年7月生まれ
- 出身 愛知県
- 棋戦優勝 3回
- 今年度成績 2勝0敗
- 通算成績 171勝32敗 (0.842)
佐藤天彦
- 生年月日 1988年1月生まれ
- 出身 福岡県
- 棋戦優勝 4回
- 今年度成績 1勝1敗
- 通算成績 364勝186敗
タイトル戦登場が6回
名人3期
永世名人まであと2期か。。。頑張って獲得してほしい
過去の対戦成績【藤井聡太vs佐藤天彦】
先に書いちゃったけど、もう一度書きますね
公式戦、過去の対局は1度。
朝日杯の準々決勝で対戦しています。
藤井七段が四段のとき、佐藤天彦九段が名人の時でした。
その時は藤井七段が勝っています。
でも朝日杯は時間が短いし、今回は時間が長い対局なので、とっても楽しみ。
(といっても今日の棋聖戦は4時間。もっと長い時間の対局で、藤井vs佐藤天彦、の対局が見たいな〜)
藤井聡太vs佐藤天彦【棋聖戦】振り駒は
藤井七段の入室は今日も早かったです。9時40分過ぎ、マスク姿。
ポーチも変わったような。。。
天彦九段は50分過ぎ、同じくマスク姿。
解説の佐藤紳哉七段が、
「普通のマスクですね。何か柄があるマスクかなーと思ってたんですけど」と。
ゆたうきは、解説が佐藤紳哉七段だとわからなかったです。
長髪で、アフロのような髪型(あえて髪型、と)、を見たのが初めてだったので。
後でカツラの話が出て、やっとわかったという。。。笑
今日も楽しい解説が見れそうで嬉しい、予感。
振り駒
と金3枚。
珍しく藤井七段の先手。
藤井聡太vs佐藤天彦【棋聖戦】開始
佐藤紳哉七段、藤井七段が先手なら、と戦型予想したとおりに
戦型
戦型は角換わりなりました。腰掛け銀。
天彦九段が先手なら矢倉、との予想でしたので、矢倉が見たかったような気もする。
解説が気になる その1
将棋より、解説が気になって仕方がない、です。
「藤井さんの29連勝の時、3回カツラ飛ばしたら、3年生放送に呼ばれなくなった。」
「1回1年なんですよ」
途中桃子さんの「関係ないと思いますよ」との優しい言葉にも
「今日は絶対飛ばさないでおこう、と決めてきたんです」
といいつつも
「桂が跳ねたらどうしよう、とウズウズして」とか。
解説が気になる その2
いつものように、下向いて考えてる天彦九段。
「佐藤九段は寝てたのか? 」
「いつも柔軟な将棋を指されますが、体も柔軟です」とか。
ツッコミやフォローする桃子さん、忙しいです。笑
(桃子女流は、糸谷八段へのフォローで慣れてるかな?)
藤井聡太vs佐藤天彦【棋聖戦】昼食前の対局
時間は、どちらも同じぐらい使ってます。
昼食前は藤井七段が42分考え、そのまま、休憩に。
消費時間
- 藤井聡太 10分 (休憩前に使った42分を除く)
- 佐藤天彦 37分
橋本&佐藤紳哉のW解説
休憩は12時からでしたが、その前の11時30分から、解説が橋本&佐藤紳哉のW解説に。
仲良しなんですね。知らなかった。
1番最初、紹介でいきなり噛む紳哉七段。「緊張すると大事なところで噛むんですよ」で始まり。。。
「そう言ってるあなたが肩に力が入ってる」
「盛り上げようとすればするほど、カラ回りして」
で、逸話を聞いて、ウケました。
「馬(将棋の駒の)が動くたびに、”馬のものまねが橋本さんが上手なんですよ”と、良かれと思ってふったんですよ。でも、ヒヒーンと馬のものまねする度に、寒い空気になって。」
なんだか、その寒い空気が予想できるような。。。
あと
「芸はいいんですよ、カツラ投げるの。でも佐藤さん(紳哉の方)アドリブが。根が真面目なんで、アドリブがちょっとね、芸人としては」
と注意された佐藤紳哉七段は、
「直すというか、もう諦めてきました」
と超素直に反省。本当に真面目です。笑
1番のツボだったのは
駒を持って動かすときに、橋本八段が「頭皮が」って繰り返し言ってた時。
佐藤「そんなに言わなくていいですよ」
橋本「いや、これは桃子さんでも言いますよ」
佐藤「言わないでしょ、羽生さんの時でも言いますか」
橋本「羽生九段にでも、言いますよ」
佐藤「じゃあ木村王位にでも言いますか」
橋本「。。。。」
橋本八段、沈黙の後、「いや、木村王位には言いにくい」
字にすると、うまく伝わらないでしようか。
このトークのテンポ、すごく良くてうけました。
あそこで木村王位に、ってひらめくのがすごいなぁ。
あのテンポで言い合いしてても、やっぱり棋士って頭いいんだなぁって感心しちゃいました。笑 (木村王位にはなぜ言えないのか、その理由がわかるまで、ちょっと考えてしまったのは私です)
で、その後、なんのかなんので、カツラを1回飛ばして(飛ばさざるを得なくなって)ました、佐藤紳哉七段、でした。
そしてまた、カツラを飛ばした後に、反省してました。タイミングが〜、とか。
どこを目指してるんだろう。。。
そしてこれでまた1年は解説で会えなくなるんですね!?
果たして、1年で済むのだろうか??? 笑
藤井聡太vs佐藤天彦【棋聖戦】昼食後の様子
藤井七段は、対局開始の20分前ぐらいには、もう戻ってきました。
再開して、早くに指しました。
昼食メニュー
- 藤井聡太 豚と厚揚げ卵とじ弁当
- 佐藤天彦 豚しゃぶ(梅しそだれ)弁当 ご飯少なめ
解説でも言ってましたが、天彦九段の弁当って珍しい?
いつもお寿司の上、うな重の上、(特上だったかも?) が多いので。
戻ってこない天彦九段
ただ今13時20分。
天彦九段は、まだ1度も戻ってません。自由な天彦九段。
橋本八段も「久しぶりに見ました、ここまでゆったりした。。」
でも、「ここまで戻ってこないんだから、寝てますね」とも。
本当? 寝てるんだろうか?
時間、大丈夫なのかな。
いつもなら、藤井七段の時間を心配してるんですが、今日は天彦九段の時間の心配です。
だれかー、だれか起こしてきてー。
藤井聡太vs佐藤天彦【棋聖戦】戻ってきた佐藤九段
戻ってきたのは13時45分頃。
再開されて1時間以上経ってた、という。。。
戻って、すぐに指しました佐藤九段。
長考始め?
- 51手、藤井七段 42分(昼食前からの長考)
- 52手、佐藤九段 68分
そしてその後の
55手、藤井七段 57分
2筋を突き捨てた。藤井七段。
AbemaTVの評価
- 藤井七段 56パーセント
- 佐藤九段 44パーセント
形勢どうなんだろう。。。
藤井七段が、首を下にガクーッとたまにうな垂れてるのが、気になる。
思ったより良くないのかな。
藤井聡太vs佐藤天彦【棋聖戦】16時前の対局
30分、15分と考えてから指す、が続いてるので、手の進みはゆっくりです。
天彦九段は、銀を取り返す事もせず、攻め込む。
藤井七段は素直に対応して、天彦九段の攻めに乗っかる。。。かと思いきや、なんでしょうか。
この手。
解説によって全く違った感想
橋本八段が驚く、飛車使い。
橋本八段曰く「ほー、そうですか。ブロなら金ですけど。プロ以上、ってことですね」
「これで勝たれた時には。。。」と唖然。
どうなるんでしょ。藤井七段の手は、プロが驚く手。と思いきや。。。。
佐藤紳哉七段に解説が変わった途端。
佐藤七段は、「飛車が逃げる方が、先に浮かびました。下を取られる方が嫌だったので」
だそうです。
ほー。
佐藤伸哉七段の解説
佐藤伸哉七段の解説、3年前だったんですね。
(最近見ないなと思ってました)
カツラ芸に隠れて? 目立たないけど、丁寧に説明してくれるのでわかりやすい、です。
もっとたくさん出てくれたらいいのにな。
真面目で一生懸命だし、いい感じですよね。
(カツラ芸が偉い人に不評で、出れなくなってたのかな、とか考えたりする)
藤井七段が天彦九段の飛車を
藤井七段が、馬で天彦九段の飛車を追い回した後。。。
今度は自陣にいた天彦九段の馬を押し返します。
天彦九段の攻撃の芽を摘むだけ摘んで。。。
また飛車を攻めます。
どんどん攻めます、藤井七段。
その間も、天彦九段の飛車がずーっと狙われ続けてる。
見てるだけで、心折れちゃいそうな攻め攻め攻撃。
藤井聡太vs佐藤天彦【棋聖戦】18時過ぎの対局
今日の藤井七段、すごく強いです。
相手が天彦九段と思えないような。。。
見ないこの数ヶ月の間に、また成長したのだろうか。
まだ勝ってないけれど、もう対局は終わりそうです。
AbemaTVの評価値
- 藤井聡太 70パーセント
- 佐藤天彦 30パーセント
藤井七段の玉は固いです。
天彦九段の、責める楽しみがないのも辛い。。。
佐藤紳哉と橋本崇載のW解説、3本じめ
なぜか、ここで3本じめ、らしい。
手を広げ、コロナの収束を願ってーっといいつつ、何するのかと思いきや、カツラをポーン、と放り投げた。
そして、シーン。。。
橋本「見てる人の半分ぐらいは失笑してますよ」
佐藤「失笑でも笑っていただけるとありがたいです」
みなさん、笑ってあげてください。(失笑でもいいから???)
交代した、飯野女流、前の登場時から「画面でなく、直接見たいです」とすごい熱望されてましたから、すごく嬉しそうでしたし、笑ってくれて良かったー。
もう、ここからはカツラ無しで、開放された気分で解説、だそうです。
藤井聡太vs佐藤天彦【棋聖戦】19時頃の対局
天彦件、頑張って攻めてます。
そう簡単には。。。との気迫も感じる粘り。
それでこそ、天彦九段。
後半の粘りで逆転する将棋、と解説で言ってましたし。
次の相手は永瀬二冠に
あっ、この対局と同じ部屋で行われてた、永瀬vs山崎の対局が終わってました。
結果は、113手で山崎八段の投了、永瀬二冠の勝利。
詰まされちゃいました。
残り時間
- 藤井聡太 14分
- 佐藤天彦 15分
時間はお互い同じぐらい。
いつものように、藤井七段のひとり1分将棋じゃないのは安心です。
藤井七段の姿勢が直立してきた
藤井七段の姿勢が変わってきました。
この姿勢になると、もう藤井七段の中で終わっているのか、対局終了が近いことが多いんです。
もう、詰みが見えてるのか???
アベマの評価値は、藤井七段が88パーセント。
藤井聡太vs佐藤天彦【棋聖戦】19時30分の対局
天彦九段の残り時間が3分。
藤井七段は姿勢が完全に直立して正座しています。
評価値が藤井七段99パーセント。
天彦九段が 投了
111手、天彦九段の残り時間が2分になるまで待ってから、形をつくって投了。
藤井七段の残り時間は12分、でした。
すごく強かったな、という印象です。
学校も休みだし、その間にまた一段と強くなったのか。
次の対戦相手は永瀬拓矢二冠
同じく本日行われていた、山崎vs永瀬の対局、永瀬二冠が勝ちました。
永瀬二冠との対戦は、あさってです。
6月4日の木曜日、です。
もしそこで勝てば、渡辺三冠に挑戦です。
そしてその対局日は6月8日の月曜日。
楽しみ〜。
応援するぞ。
ガンバレー藤井七段。ガンバレー。
渡辺三冠と戦うところが見たい!